AirJapan(エアージャパン)運航終了|2026年3月28日で休止・理由と代わりの航空会社
AirJapan(エアージャパン)は、ANAグループが2024年2月に立ち上げた中距離国際線のブランドです。FSC(フルサービスキャリア)とLCCの中間にあたる「ハイブリッド」を掲げ、成田からバンコク・ソウル・シンガポールへ就航していました。しかし2026年3月28日の日本出発便をもって運航を休止し、就航からわずか約2年で幕を閉じました。
なおなくなったのは「AirJapan」というブランドで、運航会社である株式会社エアージャパンは存続しています。今後もANAグループの一員として、ANA便名の国際線を運航します。
AirJapan運航終了までの経緯
| 時期 | できごと | 補足 |
|---|---|---|
| 2022年3月 | 新ブランド「AirJapan」を発表 | ANAグループの第3ブランドとして公表されました |
| 2024年2月9日 | 成田〜バンコク線で就航 | ANA・Peachに次ぐ第3のブランドとして運航を開始しました |
| 2025年10月30日 | 運航休止を発表 | ANAホールディングスが決算会見で「AirJapanブランドを休止し、ANAブランドに集約・拡大する」と公表しました |
| 2026年3月28日 | 運航を休止 | 日本出発便をもって運航を終了しました。就航から約2年1か月でした |
| 2026年6月22日 | コンタクトセンターの営業を終了 | 問い合わせ窓口が閉じられました |
AirJapanが運航を終了した理由
ロシア上空を避ける運航が続いたことで欧州路線の飛行時間が増加し、グループ全体で機材・パイロット・客室乗務員の必要数が高止まりしました。
新造機の受領が大幅に遅れたことに加え、既存機のエンジン改修も重なり、運航できる機材が不足しました。AirJapanが使っていたのは787-8で3機のみでした。
ANAホールディングスはマルチブランド戦略を再構築し、機材と人員をANAブランドへ集約・拡大する方針を打ち出しました。収益性の高い長距離国際線に資源を振り向ける狙いがあるとされています。
AirJapanの公式サイトで、運航休止にともなう航空券の払い戻しについての案内が出されています。なおAirJapanのコンタクトセンターは2026年6月22日に営業を終了しています。手続きや問い合わせの方法は、AirJapan公式サイトの案内をご確認ください。
AirJapanの代わりになる航空会社
AirJapanが飛んでいた3路線について、代わりになる航空会社をまとめました。それぞれのセール情報は、当サイトの各カテゴリーでまとめています。
| 行き先 | 代わりになる航空会社 | 特徴 |
|---|---|---|
| バンコク | タイ・ライオンエア/エアアジア/ZIP AIR | タイ・ライオンエアはほぼ毎週セールを行い、予約・決済の手数料が無料です。ZIP AIRは燃油サーチャージが0円で総額が読みやすくなっています |
| シンガポール | スクート/シンガポール航空/ZIP AIR | スクートは火曜のセールが恒例です。シンガポール航空はFSCですが燃油サーチャージが不要で、荷物を預けるなら総額の差が縮まります |
| ソウル(仁川) | ジンエアー/チェジュ航空/ティーウェイ航空 | 韓国系LCCはセールの回数が非常に多く、割引コード方式が中心です。ジンエアーは受託手荷物15kgが無料の運賃があります |
| 成田発の中距離LCC | ZIP AIR | AirJapanと最も性格が近い選択肢です。成田発で、燃油サーチャージ0円。ホノルル・北米にも直行しています |
運航会社の株式会社エアージャパンは存続しており、ANA便名の国際線を運航しています。バンコク・シンガポール・ソウルへはANAブランドの便で行けます。LCCの価格帯にこだわらないなら、ANAの国際線タイムセールを狙うのも選択肢です。
AirJapanの運航終了に関するよくある質問
QAirJapanは今も乗れますか?
乗れません。AirJapanブランドの便は2026年3月28日の日本出発便をもって運航を休止しました。ANA公式サイトでも「2026年3月29日をもってAirJapanブランドの運航を休止している」と案内されています。今後、AirJapanブランドとしてのセールや航空券の販売はありません。
QなぜAirJapanは運航を終了したのですか?
ANAホールディングスは2025年10月30日の決算会見で、AirJapanブランドの休止を発表しました。理由として、ロシア上空の通過回避が長期化して欧州路線の飛行時間が増え、機材や乗員の必要数が高止まりしていること、ボーイング787の新造機の受領遅れやエンジン改修により運航できる機材が不足していることなどが挙げられています。今後はANAブランドに機材と人員を集中する方針です。
Qエアージャパンという会社もなくなったのですか?
会社は存続しています。なくなったのは「AirJapan」というブランドで、運航会社である株式会社エアージャパンは引き続きANAグループの一員として、ANA便名の国際線を運航しています。成田・羽田を拠点に、アジア・オセアニアの中距離国際線を担当しています。
Q予約していた航空券はどうなりますか?
AirJapanの公式サイトで、運航休止にともなう航空券の払い戻しについて案内が出されています。なお、AirJapanのコンタクトセンターは2026年6月22日に営業を終了しています。手続きや問い合わせについては、AirJapan公式サイトの案内をご確認ください。
QAirJapanの代わりになる航空会社はありますか?
行き先によって選択肢が変わります。バンコクへはタイ・ライオンエアやエアアジア、シンガポールへはスクートやシンガポール航空、ソウルへは韓国系のLCC(ジンエアー・チェジュ航空・ティーウェイ航空など)が候補になります。成田発の中距離LCCという性格が近いのはZIP AIRです。それぞれのセール情報は当サイトの各カテゴリーでまとめています。
※ 本ページはAirJapan公式サイト、ANA公式サイト、株式会社エアージャパン公式サイトの発表にもとづいて作成しています(最終確認:2026年7月15日)。AirJapanブランドの便は2026年3月28日の日本出発便をもって運航を休止しており、今後の運航・セールの予定はありません。航空券の払い戻し等の手続きについては、必ずAirJapan公式サイトの案内をご確認ください。当サイトは航空会社ではなく、情報提供を目的としたメディアです。