実際どのくらい稼げる?
注意点
ここからは、仮定のお話になります。
現時点において確定情報では無いものも含まれるため、今後変わる可能性がありますので、取り扱いにはご注意ください。
なお、本記事によって不利益を被ったとしても当サイトは責任は負いかねますので予めご了承ください。
供給量から見るGMTアーニングで得られる量は?
GMTアーニングで獲得できるGMTの量は、1分ごとにその時点のComfortやレインボーパワーの量によって決定されます。
そのため、毎分のGMT供給量は一定と想定し、仮に5分ごとの供給量が均等だった場合、5分間で獲得できる最大GMT量はすでに冒頭で確認しました(供給量)が約2,800枚となります。
さらに、この2,800枚を同時にアーニングしているユーザーで分けることになります。
1ユーザーあたり稼げるGMT量(仮定のお話)
仮に同時にアーニングしているユーザーのComfortの値が同じだったとすると・・・
【同時に1万ユーザーがGMTアーニングをしている場合】
2,800GMT ÷ 10,000ユーザー = 0.28GMT(5分間で稼げるGMT/1energy)
<20energyの場合の合計獲得GMT>
0.28GMT × 20energy = 5.6GMT
【同時に1,000ユーザーがGMTアーニングをしている場合】
2,800GMT ÷ 1,000ユーザー = 2.8GMT(5分間で稼げるGMT/1energy)
<20energyの場合の合計獲得GMT>
2.8GMT × 20energy = 56GMT
※合計獲得GMTは、GMTアーニングに必要な消費energy量がGSTアーニングと同様だった場合。現時点で詳細不明のため、GMTアーニングのenergy消費量がGSTアーニング時よりも多い可能性があります。
※GMT供給量の100%がクラシックプールだった場合
※7月15日時点の月間アクティブユーザーは300万人(https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/4321参考)
実際は、クラシックスニーカーのComfort値や同時にGMTアーニングをしている数で変動する
どうでしょうか?
あれ?ちょっと少なくない?って思いませんか?
もちろん、GMTアーニングをするユーザーによって稼げるGMTは大きく変動するでしょう。
これはあくまで仮説なので、実際に実装されてみないとわからないことが多いですが、個人的には稼げるGMTはそんなに多くないのではと考えています。
もちろん、プレイヤーが少ない時間帯を狙ったりすることで上振れが期待できますが、STEPN自体が世界中にユーザーがおり、日本においても、深夜を除けばプレイする時間は人それぞれでもありますので、なかなか実態は掴みづらいです。
もちろん、大きく上振れする時間帯やその逆もあり得ると思いますが、実際には、毎日アーニングするのであれば、平均的な量に収束していくのではないでしょうか。そこまで過敏に時間帯を気にする必要はないかと思います。
GMTの稼げる量は、Comfortの値に依存する
クラシックスニーカーにおいては、Comfortの値が重要になります。
このComfortの値が多ければ多いほど、他のユーザーよりも有利になり、相対的に多く稼げます。
ネット上を見ていると、Comfortの値が1000を超えるユーザーもいます。
実装されてみないとわかりませんが、Comfortの値が100や200程度だとGMT争奪戦に参加しても大して稼げない可能性があります。
そのため、Comfortの値が十分に育てられない場合は、レベル30のスニーカーを作る必要があるかどうかを見極めた方が良さそうです。
GMTが実装されると?
GSTとGMTの価格が好転する?
運営は、GMTアーニングが実装されることで、GSTとGMTの需給のバランスが取れ、価格の上昇と安定を狙っています。
果たして、そうなるでしょうか?
GSTの価格が下降トレンドの理由
GSTの価格は下降し続けています。
むしろ、よく下げ止まっているなといった状況です。
上昇が見込めない理由は、明らかな需給バランスの崩壊、つまり、GSTの供給量が多すぎるということです。
毎日、多くのユーザーがGSTアーニングを行い、多くのGSTを獲得しています。
その獲得したGSTはどうしていますか?
GSTには、靴を修理したり、ミントに使ったり、ジェムをアップグレードしたり、いろいろな使い道がありますが、どれだけのユーザーがGSTをSTEPN内で使っているのでしょうか?
特にGSTを多く消費するミントは、運営のスニーカーの供給量を抑える施策が要因となり、盛んに行われていません。
そのため、GST消費<供給となり、現在の状況からすると、GSTの価格が上がる見込みは全くありません。
かつて、5月頃にGSTの価格が大きく上昇し続けた時期がありますが、こちらは、ユーザーの増加に伴い、スニーカーの価格の上昇によってミントが盛んに行われ、GSTの供給量よりも需要量が大きかっただけでなく、GSTの上昇を睨んで、投機的な動きも盛んに見られたことがGST上昇の大きな要因と考えられています。
その後、ミント費用がダイナミックミントコストとなり、運営がGSTの価格に介入したことで、GSTの価格に信頼感が失われ、こうした投機的な動きもなくなりました。
GSTの価格が上昇する可能性はあるの?
GSTの価格が上昇する可能性を秘めているのが、このGMTアーニングの実装です。
STEPNは元々、GSTとGMTの両方のトークンバランスを保つことでゲームを維持するように設計されています。
ですので、GMTアーニングが実装されていない現在では、バランスを保てず、GSTの価格が下落するのは、不思議なことではありません。
では、GMTアーニングが実装されるとどうなるのでしょうか?
GMTアーニングが実装されるとGSTの価格が上がる?
GMTアーニングが実装されると、GSTの価格が上がる期待が大きくなります。
事象 | GST 供給量 | GST 需要 | GMT 供給量 | GMT 需要 |
---|---|---|---|---|
1️⃣GMTアーニング実装 | ⤴︎ | |||
2️⃣GSTアーニングユーザーの減少 | ⤵︎ | |||
3️⃣GMTアーニングユーザーによるGST需要 | ⤴︎ | |||
4️⃣GMTアーニングユーザーによるGMTの利確 | ⤵︎ | |||
5️⃣レインボースニーカーとレインボージェムの需要増 (エンハンス、ジェムアップグレードはGSTを消費) | ⤴︎ | ↗︎ | ||
結果 | ⤵︎ | ⤴︎⤴︎ | ⤴︎ | ⤵︎ |
1️⃣GMTアーニング実装
GMTアーニングが実装されると、GMTが供給されますのでおのずとGMT供給量は増えます。
2️⃣GSTアーニングユーザーの減少
これまでGSTアーニングを行なっていたユーザーがGMTアーニングに移ることが想定され、結果的にGSTの供給量が減ることが見込まれます。
3️⃣GMTアーニングユーザーによるGST需要
GMTアーニングをしているユーザーは、GSTアーニングが出来ず、GSTが不足する可能性があり、GSTを求める動きが想定されます。
(現時点で明らかになっていませんが、クラシックスニーカーでGMTアーニングをした場合にMBがドロップする場合は、開封にGSTが必要となるため、よりGST価格に影響を与える可能性があります。逆にMBがドロップしない場合は、ジェムの価格が上昇する可能性があります。)
4️⃣GMTアーニングユーザーによるGMTの利確
GMTアーニングにより、GMTを得たユーザーは、現状ではGMTのユースケースが少ないため、消費することなく、別のトークンにトレードする利確の動きとなることが想定されます。
(ただし、8/13のBybit AMAにおいて、「STEPNの他に、現在4つのWeb3アプリを構築しており、GMTを活用した次のアプリも近日中にリリースする予定」が明らかになっており、これがリリースされるとGMTのユースケースが増え、GMTの需要が大きくなり、利確が抑えられる可能性があります。)
5️⃣レインボースニーカーとレインボージェムの需要増
GMTアーニングをするために、レインボースニーカーやレインボージェムの獲得を狙い、エンハンスやジェムのアップグレードを行うユーザーが増え、GSTの消費が多くなることが見込まれます。
また、エンハンスでは、GMTも消費するので、GMTも僅かながら消費されるでしょう。
GMTアーニング実装後は、GSTの価格は上昇傾向になる?
以上のことから、GSTは上昇する見込みが十分にあると考えられます。
ではいくらになるのか?
それは、GMTアーニングがどのぐらい稼げるかにもよりますので、現時点では不透明です。もちろん、GSTが100円になるとまでは考えにくいですが、GSTアーニングにも少し旨味が出てくる可能性は見込めるかもしれません。
GMTアーニング実装後は、GMTの価格が心配?
ちょっと心配なのが、GMTの価格。
現状では、GMTの利用シーンが多く用意されていないので、稼いだGMTを利確する動きが見込まれ、価格の下落を招く可能性があります。
これについては、運営(ギル氏)も・・・
運営コメント
2022.08.14
私が考えるに、このような流れになるのではないでしょうか。
- GMTが稼動すると、GMTの価格が下がる。
- GMTの価格が下がる=ミントができるようになり、GMTとGSTがより多く燃やされるようになる。
- 徐々にGMTとGSTの価格が上昇する。
GMTが下がれば、ミント費用も下がり、ミントによる利益が生まれる可能性が出てくるため、再びGMTの需要が出てくるのでは?との指摘です。
この指摘は、論理的ですが、スニーカー価格がミント費用に必ずしも追随しない動きも散見されますので、必ずそうなるとは言い切れません。
やはり、GMTの価格を維持、上昇させていくには、GMTを使う場面を増やしていく必要があるでしょう。
そこで期待するのが、こちらでしょう。
STEPNの他に、現在4つのWeb3アプリを構築しており、GMTを活用した次のアプリも近日中にリリースする予定
(8/13 Bybit AMA 「Yawn氏」の発言)
GMTを活用したアプリ・・・
どんなものなのかは全くわかりませんが、新たにGMTを使う場面として期待したいところです。
現時点の情報から判断すると、GMTの価格が上昇するかは、このアプリ次第とも言えます。
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