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プレミアム商品券はお釣りが出ない理由|端数を無駄にしない使い方

最終更新日:2026年7月27日

てびき
プレミアム商品券はお釣りが出ない理由
端数を無駄にしない使い方

先に結論

  • お釣りが出ないのは券面額式の紙商品券(500円券や1,000円券の綴り)です
  • 二次元コード式の紙とデジタルは1円単位で使えるため、お釣りの概念がありません
  • 理由は資金決済法。前払式支払手段は現金への払い戻しが原則禁止されています
  • 券面額式でも、現金やカードとの併用で端数はほぼ防げます

お釣りの扱いは商品券の方式で変わります

方式で扱いが違う

「プレミアム商品券はお釣りが出ない」とよく言われますが、正確には方式によって違います。まずここを確認してください。

方式お釣り1,000円券で980円の買い物をすると
紙(券面額式の綴り)出ない差額の20円は戻りません
紙(二次元コード式)1円単位残高から980円だけ引かれます
デジタル(電子)1円単位残高から980円だけ引かれます

近年は1円単位で使える方式が増えています

従来の紙商品券は500円券や1,000円券が冊子になった形で、券面の額でしか使えませんでした。一方、最近は紙にも二次元コードを付けて、レジで読み取り残高から減算する方式が増えています。大阪市や広島市の2026年の商品券がこの形です。

この場合は残高を1円単位で使い切れるため、そもそもお釣りという概念が発生しません。お手元の商品券がどちらかを、まず確認してください。

この記事で扱うのは券面額式です

以下で説明する「お釣りが出ない理由」と「端数を無駄にしないコツ」は、券面額式の紙商品券を持っている方向けの内容です。二次元コード式やデジタルの方は端数を気にする必要がありません。

券面額式でお釣りが出ない3つの理由

出ない3つの理由

店の都合ではなく、法律と制度の仕組みによるものです。理由がわかると使い方のコツも見えてきます。

  1. 法律上「前払式支払手段」だから
    資金決済に関する法律で、前払式支払手段は現金への払い戻しが原則として禁じられています。お釣りとして現金を渡すことは、この払い戻しにあたります
  2. 公費が入っているから
    プレミアム分は自治体が税金で負担しています。お釣りで現金が戻ると、税金が個人に現金として渡ることになり制度の趣旨から外れます
  3. 地域で使い切ってもらうため
    制度のねらいは地元の店での消費を増やすことです。現金で戻ると、そのお金が地域で使われる保証がなくなります

前払式支払手段とは

あらかじめ代金を払って手に入れる支払い手段のことです。商品券、ギフトカード、プリペイドカードなどが該当します。現金と同等のものではないため、現金に戻すことができません。

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードも同じ分類ですが、こちらは残高として使い切れる仕組みになっているため、端数の問題が起きません。二次元コード式やデジタルの商品券も、この残高方式と同じ考え方です。

券面額式で端数を無駄にしないコツ

端数を防ぐコツ

券面額式でも、使い方を工夫すれば端数はほとんど出ません。実践しやすい順に4つ紹介します。

  1. 額面以上の買い物にだけ使う
    1,000円券なら1,000円以上の会計のときだけ出します。980円の買い物に出すと20円が消えます
  2. 不足分を現金やカードで払う
    3,000円の会計で2,000円分を商品券、残り1,000円を現金にすれば端数は出ません。これがいちばん確実です
  3. まとめ買いで金額を調整する
    洗剤やシャンプーなど日用品をまとめて買い、合計が券面の倍数に近づくようにします
  4. 少額が残ったら食料品店で使い切る
    500円券が1枚残ったら、500円以上の買い物に組み込みます。使い残して期限切れになるのがいちばんの損です

次に選べるなら二次元コード式かデジタルを

端数の悩みは方式で解決します。次に申し込む機会があり、紙とデジタルを選べるなら、1円単位で使える方式を選べばこの問題は起きません。

ただし使える店は方式によって違います。デジタルしか使えない店も、紙しか使えない店もあるため、端数だけで決めずに自分がよく行く店の対応もあわせて確認してください。

現金やクレジットカードとの併用

現金・カードとの併用

端数対策として最も実用的なのが併用です。ほとんどの店で対応しています。

状況支払い方
会計が商品券の額面より多い商品券を使い、不足分を現金やカードで払います。端数は出ません
会計が商品券の額面より少ない券面額式では差額が戻りません。商品券を使わず現金で払うほうが得です
複数枚を組み合わせたい500円券と1,000円券を組み合わせて、会計額に近づけます

会計前にひと言

併用の可否や手順は店によって違います。会計が始まる前に「商品券と現金で払います」と伝えると、レジでのやり直しを防げます。混雑時はとくに効きます。

お釣りについてのよくある質問

よくある質問
プレミアム商品券はお釣りが出ますか
方式によって違います。従来の券面額式の紙商品券(500円券や1,000円券の綴り)はお釣りが出ません。1,000円券で980円の買い物をすると差額の20円は戻りません。一方、近年増えている二次元コード付きの紙商品券とデジタル商品券は、残高から1円単位で引かれるためお釣りの概念がありません。お手元の商品券がどちらの方式かをまず確認してください。
なぜプレミアム商品券はお釣りが出ないのですか
理由は3つあります。1つ目は、商品券が資金決済に関する法律上の「前払式支払手段」に分類され、現金への払い戻しが原則として禁じられているためです。2つ目は、プレミアム分を自治体が税金で負担しているため、お釣りで現金が戻ると税金が個人に現金として渡ることになるからです。3つ目は、地域の店で使い切ってもらうことが制度のねらいだからです。
プレミアム商品券は現金やクレジットカードと併用できますか
ほとんどの店で併用できます。3,000円の買い物で2,000円分を商品券、残り1,000円を現金やクレジットカードで払う、という使い方が可能です。これが端数対策としていちばん確実な方法です。ただし併用の可否や手順は店によって違うため、会計が始まる前に「商品券と現金で払います」と伝えておくとスムーズです。
会計が商品券の額面より少ないときはどうすればいいですか
券面額式の場合は、商品券を使わず現金で払うほうが得です。1,000円券を980円の会計に出すと20円が消えますが、現金で払えば商品券は次の機会に丸ごと使えます。あるいは20円以上の商品を追加して、会計額を1,000円以上にする方法もあります。二次元コード式やデジタルであれば、この心配はいりません。
少額の残高が残ってしまったときはどうすればいいですか
券面額式で500円券が1枚残った場合は、500円以上の会計に組み込んで使い切ってください。コンビニや食料品店での買い物が使いやすいです。デジタルや二次元コード式で数十円の残高が残った場合も、少額の買い物に充てれば無駄になりません。使い残したまま期限を過ぎると無効になり返金もされないため、早めに使い切る計画を立てておくのが確実です。
お釣りが出る商品券もあるのですか
現金でお釣りが出る商品券は基本的にありません。前払式支払手段は現金への払い戻しが原則禁止されているためです。ただし二次元コード式の紙商品券やデジタル商品券は、残高から1円単位で引かれる仕組みのため、実質的に端数が無駄になりません。「お釣りが出る」というより「お釣りが必要ない方式」と理解しておくと正確です。
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本ページは資金決済に関する法律の規定と、各自治体のプレミアム商品券の利用案内をもとに作成しています。お釣りの扱いは商品券の方式によって異なり、細かなルールは発行する自治体によっても違います。本文中の自治体の例は2026年の事業の内容です。使う前には、必ずお住まいの自治体および事業の公式サイトで最新の条件をご確認ください。本ページの内容によって生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。

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