最終更新日:2026年7月27日
お酒は買える・加熱式や本体の扱い
先に結論
- タバコは買えません。紙もデジタルも同じです
- お酒は買えます。タバコと混同されやすいところです
- 理由はたばこ事業法。定価より安く売ることが禁じられているためです
- 加熱式たばこや電子たばこの本体(機械)は買えることがあります
プレミアム商品券でタバコは買える?お酒は買える?
タバコは買えません。お酒は買えます。同じ嗜好品なのに扱いが分かれるのは、根拠となる法律が違うためです。
| 品目 | 可否 | 根拠 |
|---|---|---|
| タバコ(紙巻き) | 買えない | たばこ事業法で定価販売が義務づけられている |
| 加熱式たばこ・電子たばこ(たばこ葉入り) | 買えない | 製造たばこにあたるため同じ扱い |
| 加熱式たばこの本体(機械) | 買えることがある | たばこ葉を含まない機器のため。自治体により扱いが異なります |
| お酒(酒類) | 買える | 酒税法に定価販売の義務がない |
| ライター・灰皿などの喫煙具 | 買える | たばこ製品ではないため |
自治体の公式でも「お酒は買える」と明記されています
大阪市の2026年のプレミアム商品券では、公式のよくある質問にお酒は購入できるが、たばこは購入できないと明記されています。タバコが対象外だからお酒も対象外だろう、と思い込む必要はありません。
タバコが買えないのはなぜ?たばこ事業法の定価販売義務
自治体の都合ではなく、法律上の制約です。たばこ事業法が小売店に定価での販売を義務づけています。
たばこ事業法が定めていること
たばこ事業法は財務省が所管する法律で、第36条で小売販売業者は小売定価により製造たばこを販売しなければならないと定めています。つまり定価より安く売ることができません。
この規制の目的は、たばこ税の安定した確保、未成年者の喫煙抑制、流通の管理などにあるとされています。
プレミアム分がそのまま割引にあたります
プレミアム率30%の商品券は、10,000円の支払いで13,000円分が使えます。これを額面どおりに使うと、実質的に約23%引きで買っているのと同じことになります。
タバコにこれを適用すると定価を下回る販売になり、たばこ事業法に抵触します。財務省も、地域通貨やプレミアム商品券の支払い対象にたばこを含めることについて見解を示しています。
財務省の見解は「たばこの販売に関するよくある質問」で公開されています。詳しい条文や解釈は財務省の公式ページをご確認ください。
加熱式たばこ・電子たばこ・本体はどうなる?
たばこ葉を含む製品は買えません。ただし本体(機械)は買えることがあります。ここが分かれ目です。
買えないもの
- 加熱式たばこの専用スティック・カプセル
- たばこ葉を含む電子たばこのカートリッジ
- 紙巻きたばこ全般
買える可能性があるもの
- 加熱式たばこの本体(デバイス)
- たばこ葉を含まない電子たばこの機器
- ライター・灰皿などの喫煙具
本体が買えるのは、たばこ葉を含まないからです
たばこ事業法が定価販売を義務づけているのは製造たばこ、つまりたばこ葉を原料とする製品です。加熱式たばこの本体は機械であってたばこ葉を含まないため、この規制の対象外になります。
大阪市の2026年の商品券では、加熱式・電子たばこの本体は対象と案内されています。ただし自治体によって扱いが異なる場合があるため、高額な本体を買う予定があるなら事前に確認してください。
お酒はなぜ買えるのか
酒税法にはたばこ事業法のような定価販売の義務がありません。だから商品券で買っても問題になりません。
価格の決め方が根本的に違います
お酒は小売店が自由に価格を決められます。実際、スーパーやディスカウント店では同じ銘柄でも値段が違います。定価という概念で縛られていないため、商品券を使っても「定価を下回る販売」という問題が生じません。
一方たばこは、どの店で買っても値段が同じです。これは定価販売が義務づけられているからで、この違いがそのまま商品券の可否に表れています。
ただし店舗によって独自ルールがあることも
法律上は買えても、店舗の判断で酒類を対象外にしているケースがまれにあります。心配な場合はレジで先に確認してください。
タバコと他の商品を一緒に買うときの会計方法
タバコが入っていても、他の商品には商品券を使えます。会計の伝え方だけ覚えておけば大丈夫です。
- レジに出す前に伝える
「タバコは現金で、他は商品券で払います」と最初に伝えます - 会計を分けてもらう
店によってはタバコだけ別会計にする運用です。レジ担当者の指示に従ってください - タバコ分を現金やカードで払う
ここには商品券を充てられません - 残りに商品券を使う
他の商品には問題なく使えます
レジでの対応は店によって違います
会計を分ける方法は店舗ごとに異なります。会計が始まってから伝えるとやり直しになることがあるため、並ぶ前か、商品を出す前に伝えるのが確実です。混雑時はとくに助かります。
タバコ以外に買えないもの
タバコと同じように対象外とされているものがあります。自治体を問わずほぼ共通です。
| 対象外のもの | 理由 |
|---|---|
| 税金・公共料金・保険料 | 地域での消費にあたらないため |
| 他の商品券・ビール券・図書券・切手・印紙・プリペイドカード | 換金性が高いため |
| 宝くじ・公営競技の投票券 | 換金性・投機性が高いため |
| インターネット通販 | 実店舗での支払いに限られるため |
| 有価証券・出資 | 地域での消費にあたらないため |
| 現金への換金・電子マネーへのチャージ | 制度の趣旨に反するため |
細かな範囲は自治体によって異なります。公共施設の入場料、自動販売機での購入、収納代行を対象外にしている自治体もあります。使う前に発行元の案内をご確認ください。
プレミアム商品券とタバコについてのよくある質問
プレミアム商品券でタバコは買えますか
プレミアム商品券でお酒は買えますか
加熱式たばこや電子たばこの本体は買えますか
タバコを売っている店なら商品券が使えるのではないですか
デジタル商品券やQRコード決済型でもタバコは買えませんか
タバコと他の商品を一緒に買うときはどうすればいいですか
プレミアム商品券で買えないもの一覧
タバコ以外の対象外の品を理由つきで整理
プレミアム商品券の使い方
お釣り・期限・家族利用・カード併用
使える店の探し方
加盟店の調べ方と業種別の目安
プレミアム商品券のてびき(全18記事)
買い方・使い方・注意点の総まとめ