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【9月3日更新】九州ふっこう応援割まとめ 予約はいつから・割引率・県別

✅ 大分県が第1号 2026年9月3日

大分県が「10月1日〜12月25日宿泊分・予約は9月下旬」を決定

観光庁は2026年8月28日、令和8年熊本地震で落ち込んだ観光需要を立て直すため、九州地方の旅行・宿泊料金を割り引く「九州ふっこう応援割」を実施すると発表しました。割引率は50%、熊本県と鹿児島県は60%で、2026年10月1日(木)の宿泊分から対象になります。

予約開始日は各県が決める仕組みで、9月3日に大分県が九州7県のトップを切って対象期間と予約時期を公表しました。残る6県は発表待ちです。

あわせて9月3日の熊本県議会で、国の交付要綱上は2027年2月末までの宿泊分が補助対象であること、地域クーポンは補助の対象外であることが明らかになりました。

3行でわかる要点

  • 九州7県すべてが対象。宿泊代の50%引き、熊本県・鹿児島県だけ60%引き
  • 上限は1泊2万円(交通付き2泊以上は3万円、2県以上の周遊型は3.5万円)
  • 泊まれるのは10月1日から予約開始は大分県が9月下旬と公表、ほか6県は発表待ち

九州ふっこう応援割は、2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震のあと、九州全域で宿泊予約のキャンセルが相次いだことを受けて国が実施する旅行・宿泊料金の割引支援です。国が各県に補助金を出し、旅行会社や宿泊予約サイトが割引後の価格で販売する仕組みで、利用者が申請したり後から返金を受けたりする必要はありません。

1九州ふっこう応援割の中身

確定していることと、これから各県が決めることを1つの表にまとめました。

項目内容
名称九州ふっこう応援割(報道では「九州応援割」の呼び名で先行しました)
対象エリア九州7県福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
対象商品九州地方における1泊以上の旅行・宿泊商品宿泊のみの予約、JR・航空券とセットのツアーの両方
割引率旅行・宿泊料金の50%
熊本県・鹿児島県は60%1人1泊あたり
上限額宿泊のみ/交通付き1泊:2.0万円
交通付き2泊以上:3.0万円
周遊型(2県以上に宿泊):3.5万円
宿泊対象期間2026年10月1日(木)宿泊分から国の交付要綱上は2027年2月末までの宿泊分が補助対象(12月26日〜2027年1月3日を除く)。実際にいつまでやるかは各県が設定し、大分県は12月25日までと決定
予約開始日大分県は9月下旬を予定ほか6県は発表待ち
予約方法未定旅行会社・宿泊予約サイト・宿泊施設が割引価格で販売する仕組みまでは公表済み
地域クーポン補助の対象外2026年9月3日の熊本県議会で示された内容。買い物や食事に使えるクーポンは付きません
財源国土交通省の予備費155億円を各県へ交付熊本地震の支援パッケージ全体は1,478億円
🎫 地域クーポンは付きません
2022〜2023年の全国旅行支援では、割引に加えて買い物や食事に使える地域クーポンが配られました。今回は地域クーポンが補助の対象外とされており、割引だけの制度になります。

ただし、自治体が独自に実施しているキャンペーンにはクーポンが付くものがあります。たとえば熊本県阿蘇市の「阿蘇ふっこう割」は1人1泊あたり2,000円分の地域クーポンが付きます(後述)。
🏨 熊本と鹿児島だけ手厚い理由
この2県はキャンセルによる観光への影響がとくに大きいためと説明されています。九州新幹線の運休の影響が及んだ九州南部を手厚くしたい、という政府側の意向も報じられていました。

金子恭之国土交通大臣は8月28日の閣議後記者会見で、観光や宿泊のキャンセルが相次ぎ厳しい状況にあるとしたうえで、被災地である九州を訪れる形での支援を呼びかけています。
お金の流れ(旅行者が申請する必要はありません)
1観光庁 → 九州各県補助金を交付します。県ごとに予算が配分されます
2各県 → 旅行業者・宿泊予約サイト・宿泊事業者割引価格で販売してもらい、割引分の差額を県が事業者に支援します
3事業者 → 旅行者利用者は最初から割引後の価格で予約します。申請書の提出も、あとからの払い戻しもありません

この形は過去の全国旅行支援や北陸応援割と同じです。県ごとに予算が決まっているため、予算に達した県から順に終了する可能性があります。大分県も、予算上限に達した場合は早期終了となる可能性があると案内しています。

ここに至るまでの経緯(2026年7月28日の地震から)
7/28
令和8年熊本地震が発生。夏休みシーズンを直撃し、九州全域で宿泊キャンセルが相次ぐ
8/4
政府が予備費242億2,500万円の支出を決定。物資輸送・仮設住宅・道路復旧が中心
8/21
時点
熊本県が県内の宿泊キャンセルを約19万人泊分・約27億円と暫定発表
8/27
非常災害対策本部会議で支援パッケージを決定。JR九州が九州新幹線の熊本〜新水俣を9月18日始発から運転再開する見通しを示す
8/28
閣議決定。名称が「九州ふっこう応援割」に確定し、割引率・上限額・10月1日開始が公表される
9/3
大分県議会が10億8,000万円の補正予算案を可決。対象は10月1日〜12月25日宿泊分、予約開始は9月下旬と公表。同日の熊本県議会で、国の要綱上は2027年2月末まで補助対象・地域クーポンは対象外であることが示される
支援パッケージ全体には何が入っているか

8月28日に閣議決定された「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」は、生活の再建・なりわいの再建・災害復旧の3本柱で構成されています。財源は2026年度予算の予備費から1,478億円です。

九州ふっこう応援割はこのうち「なりわいの再建」に含まれる観光支援策です。ほかに、全壊だけでなく半壊した家屋の解体費用の支援、最大300万円の被災者生活再建支援金の迅速な支給、避難所から病院や学校へのバス巡回、被災した中小・小規模事業者への高い補助率での支援、井戸の洗浄・補修への支援などが盛り込まれました。

このパッケージには「応援割が始まるまでの間、熊本県の外食需要を早期に回復させる施策」も含まれていました。その中身が、熊本県が9月5日から申込を受け付けるプレミアム付食事券「食べて応援!食のみやこ熊本券」です。1口10,000円で12,500円分(プレミアム率25%)が使え、県外の人も購入できます。くわしくはこちら

2いくら安くなるのか

1人1泊の料金別に、支払う金額がいくらになるかを計算しました。

熊本県・鹿児島県で1泊25,000円の宿に泊まると
25,000円 10,000円
60%引きで15,000円の割引。上限2万円には届かないので割引率がそのまま効きます
1人1泊の料金福岡・佐賀・長崎
大分・宮崎(50%)
熊本・鹿児島(60%)
10,000円5,000円4,000円
15,000円7,500円6,000円
20,000円10,000円8,000円
30,000円15,000円12,000円
40,000円20,000円ここで上限20,000円上限に到達
50,000円30,000円上限2万円まで30,000円上限2万円まで
💡 上限が効き始めるのは「4万円」と「約3.3万円」
上限は1泊2万円なので、50%の5県は1人1泊4万円まで60%の熊本・鹿児島は1人1泊およそ3万3,000円までは割引率がそのまま効きます。

この金額を超えると、超えた分は全額自己負担です。九州の宿の多くはこの範囲に収まるため、ほとんどの人は「表示価格の半額(熊本・鹿児島は4割)」がそのまま支払額になると考えて差し支えありません。

逆に、1泊5万円を超えるような高級旅館では割引の「率」より「上限2万円」のほうが先に効きます。予算に上限があることを考えると、2万円台〜3万円台の宿がいちばん割引を使い切れる価格帯です。
⚠ 上限額は商品の種類で3段階に分かれます
宿泊のみ・交通付き1泊=2.0万円 / 交通付き2泊以上=3.0万円 / 2県以上に泊まる周遊型=3.5万円

交通付きとは、JRの新幹線・特急や航空券と宿泊がセットになった商品のことです。同じ2泊でも、宿だけを2泊とるのと、交通付きの2泊プランを選ぶのとで上限が変わります。また熊本と大分、鹿児島と宮崎のように2県をまたいで泊まる旅程は周遊型として3.5万円の枠になる可能性があります。

大分県の案内では、大分県内の宿泊は50%だが、熊本県か鹿児島県にも泊まる周遊型なら最大60%とされています。県境をまたぐ組み方で割引率が変わる点に注意してください。細かい判定は各県・各事業者の実施要領によります。
過去の「九州ふっこう割」「北陸応援割」と比べるとどうか

同じ趣旨の制度は過去に2回あります。今回は北陸応援割とほぼ同じ設計で、被災の中心地だけ上乗せする形です。

制度対象割引
九州ふっこう割2016年(熊本地震)九州7県熊本・大分は最大7割引
他5県は最大5割引2016年7月〜12月末
北陸応援割2024年(能登半島地震)石川・富山・福井・新潟最大50%割引宿泊のみ上限2万円/泊
交通付きは2万〜3.5万円
九州ふっこう応援割2026年(今回)九州7県50%
熊本・鹿児島は60%上限2万〜3.5万円
2026年10月1日宿泊分から

2016年の九州ふっこう割は最大7割引と今回より手厚い設計でしたが、当時は割引額の大きさから予算が短期間で消化された県もあり、運用面の課題も指摘されました。上限額まで含めて比べると、今回の実質的な割引額は北陸応援割とほぼ同じ水準です。ただし今回は地域クーポンが付かない点が、全国旅行支援や過去のふっこう割と異なります。

3県別の予約開始・対象期間

予約開始日と対象期間は各県が決めます。発表があった県から埋めていきます。

割引率宿泊の対象期間予約開始
大分県50%熊本か鹿児島にも泊まる周遊型は最大60%10月1日〜12月25日予算上限に達した場合は早期終了9月下旬を予定補正予算10億8,000万円
熊本県60%発表待ち発表待ち
鹿児島県60%発表待ち発表待ち県独自の先行支援を9月中旬ごろから実施する方針と報じられています
福岡県50%発表待ち発表待ち
佐賀県50%発表待ち発表待ち
長崎県50%発表待ち発表待ち
宮崎県50%発表待ち発表待ち

観光庁が示したのは「2026年10月1日(木)宿泊分以降」という宿泊の対象開始日までで、具体的な予約開始日・割引対象期間・対象施設・予約方法は各県が設定するとされています。決まり次第、観光庁のページにも掲載されます。

10月1日の宿泊分から対象になること
割引率50%(熊本・鹿児島60%)と上限額
九州7県すべてが対象エリアであること
国の要綱上は2027年2月末までの宿泊分が補助対象(年末年始の12月26日〜1月3日を除く)
地域クーポンは補助の対象外であること
大分県の対象期間(10月1日〜12月25日)と予約開始時期(9月下旬)
?大分県以外6県の予約開始日
?大分県以外6県の割引対象期間の終わり
?対象の宿泊施設・対象商品
?どの予約サイトで扱うか
?県ごとの予算配分(大分県以外)
📅 大分県のペースが他県の目安になります
大分県は9月3日に補正予算が可決され、同じ日に対象期間と予約時期を公表しました。議会での予算可決とほぼ同時に発表する流れなので、ほかの県も9月議会の日程にあわせて出てくる可能性があります。

2024年の北陸応援割でも、国が概要を発表してから受付開始まで2週間ほどでした。同じペースなら9月中の受付開始が見込まれます。各県の観光サイトや観光協会・DMOの発表が最も早い情報源です。当サイトでも各県の発表を確認しだい、上の表を埋めていきます。

4いま予約していいのか

10月以降に九州へ行く予定があるなら、いま予約を確定させるのは待ったほうが無難です。

⚠ 過去の制度は「あとから割引を適用」できませんでした
この種の割引は、制度が始まったあとに、対象の予約サイトや旅行会社を通じて割引価格の商品を予約する形が一般的です。

2024年の北陸応援割でも、制度開始前に取っていた予約に後から割引を適用することはできず、割引を使うには予約を取り直す必要がありました。

今回の運用は公表されていません。ただし「割引後の価格で販売する」という仕組みまでは公表されているため、既存予約への遡及適用は期待しにくいと考えるのが現実的です。
110月以降の九州旅行を考えている日程に余裕があるなら、各県の発表を待ってから予約するのが安全です。人気の宿を押さえたい場合は、無料でキャンセルできる条件の予約を仮で入れておき、割引が始まったら取り直すという選択肢もあります(キャンセル規定は必ず確認してください)
2大分県に10月以降泊まる7県で唯一、対象期間(10月1日〜12月25日)と予約時期(9月下旬)が決まっています。12月26日以降の宿泊は対象外なので、年末年始の旅行を考えているなら大分県は対象になりません
39月中に九州へ行くこの制度の対象外です。かわりに、熊本県の食事券、阿蘇市の宿泊割引、旅行会社の独自クーポンが使えます(次のセクション
4すでに10月以降の予約を入れているそのままにするか取り直すかは、各県が予約開始日と対象条件を発表してから判断してください。取り直しにキャンセル料がかかる予約は、割引額と比べて損得を計算する必要があります
🎯 割引を最大限使うなら
上限2万円を使い切りやすいのは1泊2万円台〜4万円の価格帯です。1人1泊1万円のビジネスホテルなら割引額は5,000〜6,000円ですが、3万円の旅館なら1万5,000〜1万8,000円が引かれます。

また、予算は県ごとに配分され、なくなり次第終了する形が一般的です。大分県も予算上限に達した場合は早期終了の可能性があると案内しています。受付が始まったら早めに動くほうが確実です。

510月まで待つあいだに使える割引

応援割の対象は10月からですが、9月中に使えるものはすでにいくつもあります。

九州ふっこう応援割とは別枠で、熊本県の食事券、市町村独自の宿泊割引、旅行会社の独自クーポンが動いています。いずれも9月中の旅行に使えます

🍜 熊本県 プレミアム付食事券「食のみやこ熊本券」
応援割が始まるまでの外食需要の落ち込みを埋めるために、熊本県が発行するデジタル食事券です。1口10,000円で12,500円分(プレミアム率25%)

申込はスマホアプリ「くまモン!Pay」から、9月5日・9月10日・9月16日・9月23日開始の全4回の抽選です。1回につき4口まで、4回すべてで最大16口=200,000円分まで。熊本県民でなくても申し込め、県外からの旅行者も使えます

お店で使えるのは10月15日まで、購入手続きは10月7日までです。熊本市の下通・上通から阿蘇・天草・八代・人吉まで、県内の登録飲食店で使えます。
→ 食のみやこ熊本券の申込方法・使えるお店をくわしく見る
⛰ 熊本県阿蘇市「阿蘇ふっこう割」
阿蘇市が独自に実施する宿泊割引です。対象の宿泊期間は9月7日〜9月30日、予約受付は9月1日から始まっています。

市内の対象宿泊施設で、1人1泊の宿泊料金が1万円以上なら5,000円引き、5,000円以上1万円未満なら2,000円引き。連泊も対象です。さらに市内の飲食店・土産店・体験施設で使える2,000円分の地域クーポンが1人1泊あたり付きます。

予約方法は対象宿泊施設への直接予約のみで、楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイト経由、旅行会社経由は対象外です。ここを間違えると割引が受けられません。
提供内容期間
楽天トラベル熊本・鹿児島
観光応援クーポン
熊本県の宿泊 10%オフ1,800枚予約2026年8月28日10時〜9月30日
宿泊8月28日〜9月30日9月19〜22日を除く
楽天トラベル熊本県・鹿児島県の宿泊 5%オフ1万3,500枚予約2026年8月28日10時〜10月31日
宿泊8月28日〜10月31日9月19〜22日・10月10日・11日を除く
楽天トラベル楽パック熊本県の旅行 11,000円オフ110枚予約2026年8月28日10時〜9月30日
旅行8月29日出発〜9月30日帰着
楽天トラベル楽パック熊本県・鹿児島県の旅行 5,000円オフ700枚予約2026年8月28日10時〜10月31日
旅行8月29日出発〜10月31日帰着
JTB旅で応援クーポン九州旅行が最大15,000円引き2026年8月24日配布開始Web・店舗の両方で利用可
✈ 楽パックは航空券・新幹線とセットの商品です
楽天トラベルの「楽パック」は、ANA・JALの航空券またはJRの新幹線・特急と宿泊をセットで予約するものです。いずれのクーポンも先着利用で、枚数の上限に達し次第終了します。4種類の合計は1万6,000枚以上、約4,000万円相当と案内されています。

除外日(9月19日〜22日など)が設定されているので、連休をはさむ日程では対象になるか確認してください。
🏯 自治体独自の宿泊割引も動いています
国の制度とは別に、九州各地の自治体が独自の宿泊割引を実施しています。こちらは9月中に使えるものです。

宮崎——9月30日までなら3泊14,000円引き+クーポン9,000円分
佐賀・武雄市——たけおPay 2,000円分(11月29日まで)
熊本・阿蘇市——1泊最大5,000円引き+クーポン2,000円分(9月30日まで・直接予約のみ)
熊本・人吉市——最大5,000円引き+1,000円クーポン(9月30日まで)
熊本・水俣市——湯の児温泉で1泊最大10,000円引き
鹿児島市——市内宿泊のキャンペーンを実施

各キャンペーンの条件・対象施設・申込方法は下の九州のまとめページにまとめています。
⚠ 併用できるかは未定です
九州ふっこう応援割と、自治体独自のキャンペーンや旅行会社のクーポンを同時に使えるかどうかは公表されていません

過去の全国旅行支援でも、自治体独自の割引との併用可否は自治体ごとにばらつきがありました。10月以降に両方を使いたい場合は、各県の実施要領が出てから確認してください。

なお、熊本県の食事券は飲食店での支払いに使うもので、応援割は宿泊代の割引です。用途が違うため、公式に併用を禁じる記載は確認できていません。

6よくある質問

名称・割引率・予約時期について、まぎらわしい点をまとめました。

Q九州ふっこう応援割はいつから使えますか?

2026年10月1日(木)の宿泊分から対象になります。
予約を受け付ける日は各県が設定します。大分県は9月下旬に予約開始と公表しており、残る6県は発表待ちです。

Q予約はいつから始まりますか?

県によって異なります。大分県は9月下旬を予定と公表しました(対象は10月1日〜12月25日の宿泊分)。
ほかの熊本・鹿児島・福岡・佐賀・長崎・宮崎の6県は未発表です。2024年の北陸応援割では、国が概要を発表してから受付開始まで2週間ほどかかりました。

Q割引率と上限額はいくらですか?

旅行・宿泊料金の50%熊本県と鹿児島県は60%です(1人1泊あたり)。
上限額は、宿泊のみと交通付き1泊が2.0万円、交通付き2泊以上が3.0万円、2県以上に宿泊する周遊型が3.5万円です。

Q対象になるのはどの県ですか?

九州7県すべてです。福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県が対象で、九州地方における1泊以上の旅行・宿泊商品が割引されます。
このうち熊本県と鹿児島県だけ補助率が60%に上乗せされています。

Q地域クーポンは付きますか?

付きません。2026年9月3日の熊本県議会で、国の補助交付要綱上、地域クーポンは補助の対象外であることが示されました。全国旅行支援のような買い物・食事用のクーポンはなく、割引だけの制度になります。
ただし自治体が独自に実施するキャンペーンにはクーポンが付くものがあり、熊本県阿蘇市の「阿蘇ふっこう割」は1人1泊あたり2,000円分の地域クーポンが付きます。

Q年末年始の宿泊も対象になりますか?

国の補助交付要綱では2027年2月末までの宿泊分が補助対象とされていますが、12月26日から2027年1月3日までは除外されています。年末年始そのものは対象外です。
さらに実際の対象期間は各県が設定するため、県によってはもっと早く終わります。大分県は10月1日〜12月25日の宿泊分と決定しました。

Qいま予約した分にも適用されますか?

運用は公表されていません。ただし過去の北陸応援割では、制度開始前の予約に後から割引を適用することはできず、取り直しが必要でした
今回も旅行会社や予約サイトが最初から割引価格で販売する仕組みのため、既存予約への適用は期待しにくいと考えられます。日程に余裕があるなら各県の発表を待つほうが安全です。

Q「九州応援割」とは別の制度ですか?

同じ制度です。報道段階で「九州応援割(仮称)」と呼ばれていたものが、2026年8月28日に「九州ふっこう応援割」という正式名称で決定しました。
なお、2016年の熊本地震のあとに実施された「九州ふっこう割」は別の制度です。名前が似ていますが、実施年も内容も異なります。

Q予算はどのくらいですか?

九州ふっこう応援割には国土交通省の予備費155億円が充てられ、各県に補助金として交付されます。
熊本地震の支援パッケージ全体では、2026年度予算の予備費から1,478億円を支出することが8月28日に閣議決定されました。県ごとの予算配分は、大分県が10億8,000万円の補正予算を組んだことが公表されています。

Q10月まで待たずに使える割引はありますか?

あります。熊本県がプレミアム率25%の食事券「食のみやこ熊本券」を9月5日から抽選で販売し、熊本県阿蘇市は「阿蘇ふっこう割」で9月7日〜30日の宿泊を1泊最大5,000円引き+クーポン2,000円分にしています。
また楽天トラベルが「熊本・鹿児島 観光応援クーポン」を4種類配布しており、熊本県の宿泊が10%オフ、熊本県・鹿児島県の宿泊が5%オフになります。JTBも九州旅行が最大15,000円引きになるクーポンを配布しています。
このほか宮崎(9月30日まで)、佐賀・武雄市(11月29日まで)、熊本・人吉市(9月30日まで)などの自治体独自の宿泊割引も使えます。

7まとめ

  • 「九州ふっこう応援割」が2026年8月28日に正式決定しました
  • 対象は九州7県の1泊以上の旅行・宿泊商品です
  • 割引率は50%熊本県と鹿児島県は60%です
  • 上限は宿泊のみ・交通付き1泊が2万円、交通付き2泊以上が3万円、周遊型が3.5万円です
  • 泊まれるのは2026年10月1日の宿泊分からです
  • 大分県が9月3日に「10月1日〜12月25日宿泊分・予約は9月下旬」を公表。残る6県は発表待ちです
  • 国の要綱上は2027年2月末までが補助対象ですが、12月26日〜1月3日は除外されます
  • 地域クーポンは補助の対象外で、割引だけの制度です
  • 過去の制度はあとから適用できず、日程に余裕があるなら発表を待つほうが安全です
  • 待つあいだも熊本県の食事券・阿蘇ふっこう割・楽天トラベル/JTBのクーポンが使えます
最終更新日:2026年9月4日
出典:観光庁「九州ふっこう応援割」(観光庁 公式ページ)および同ページ掲載の概要資料、大分県「九州ふっこう応援割」(大分県 公式ページ)、阿蘇市・阿蘇観光協会「阿蘇ふっこう割」、熊本県「プレミアム付き食事券『食べて応援!食のみやこ熊本券』」。
報道:金子恭之国土交通大臣の閣議後記者会見(2026年8月28日)、トラベルWatch(2026年8月28日・9月3日)、トラベルボイス、西日本新聞、共同通信、熊本日日新聞、OAB大分朝日放送、KAB熊本朝日放送、TKUテレビ熊本。いずれも2026年9月4日に確認しました。
九州ふっこう応援割の割引率・限度額・対象エリア・割引対象期間の開始日は、観光庁が2026年8月28日に公表した内容です。国の補助交付要綱上は2027年2月末までの宿泊分が補助対象(2026年12月26日〜2027年1月3日を除く)であること、地域クーポンが補助対象外であることは、2026年9月3日の熊本県議会第5回経済環境常任委員会で示された内容にもとづきます。大分県の対象期間(10月1日〜12月25日宿泊分)と予約開始時期(9月下旬予定)は同県の公表内容です。大分県以外の6県については、予約開始日、割引対象期間、対象となる宿泊施設・商品、予約方法、予算配分がいずれも2026年9月4日時点で公表されていません。鹿児島県が県独自の先行支援を9月中旬ごろから実施する方針とされる点は報道にもとづくもので、県の公式発表を確認できていません。各県から発表があり次第、本ページを更新します。本ページに掲載した料金のシミュレーションは、公表された補助率と限度額をもとに当サイトが計算したもので、実際の割引額を保証するものではありません。
令和8年熊本地震は2026年7月28日16時27分に発生し、マグニチュード7.1、熊本県宇城市と八代郡氷川町で最大震度7を観測しました。熊本県内の宿泊キャンセルは2026年8月21日時点で約19万人泊分・約27億円と暫定発表されています。大分県内では2026年8月12日までに延べ約6万人分がキャンセルされ、損失額は約12億円と県が推計しています。支援パッケージの財源として2026年度予算の予備費から1,478億円を支出することが2026年8月28日に閣議決定され、うち九州ふっこう応援割には国土交通省の予備費155億円が充てられます。
過去の類似制度として、2016年の熊本地震では「九州ふっこう割」が九州7県を対象に実施され、熊本県・大分県が最大7割引、その他5県が最大5割引でした(2016年7月〜12月末)。2024年の能登半島地震では「北陸応援割」が石川・富山・福井・新潟の4県を対象に実施され、最大50%割引でした。これらは過去の実績であり、今回の制度内容を示すものではありません。
本ページで紹介している熊本県の食事券、自治体独自のキャンペーン、旅行会社のクーポンは、九州ふっこう応援割とは別の制度です。最新情報は観光庁および各県・各自治体・各事業者の発表をご確認ください。

-ポイント還元・プレミアム付商品券 キャンペーン情報, 旅行・おでかけ, 旅行割・宿泊者限定商品券