JR西日本QR2dayパス 2026
関西のJR在来線が連続2日間乗り放題になる、スマホのQRきっぷです。範囲・乗れる列車・大阪発の運賃と比べた損益分岐を、2026年10月24日時点の公表内容でまとめました。
3行でわかる要点
- 大人4,000円で、姫路〜長浜・和歌山・奈良・亀岡・宝塚のJR線が連続2日間乗り放題
- 新快速・快速は追加料金なし。特急と新快速Aシートは別に料金を払えば乗れる。新幹線は対象外
- 買えるのはKANSAI MaaSだけ。駅の窓口や券売機では発売しない
💴QR2dayパスの値段と使える期間
大人4,000円で2日間。1日あたり2,000円が損益分岐の目安です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売期間 | 2026年3月1日〜2027年3月30日 |
| 利用期間 | 2026年4月1日〜2027年3月31日 |
| 買える時期 | 利用日の1か月前の10時から |
| 有効期間 | 連続2日間・各日の最終列車まで |
2027年3月31日を初日にする設定はありません。2日目が3月31日になる「3月30日から」の分が最後です。
2025年9月に初めて出たきっぷで、2026年度も値段を据え置いて続いています。前の年度は利用期間が9月からの半年だけでした。2026年度は4月から1年を通して使えます。
紙のきっぷは出ません。スマホに表示したQRコードを、QR対応の自動改札機にかざして入場・出場します。
🗺️乗り放題の範囲は姫路〜長浜・和歌山・奈良
QRコードで改札を通れる京阪神のJR線が対象です。湖西線は入りません。
| 路線 | 乗り放題の区間 |
|---|---|
| 東海道・山陽本線 | 米原〜姫路、兵庫〜和田岬 |
| 北陸本線 | 長浜〜米原 |
| 大阪環状線・桜島線 | 全線 |
| JR東西線・片町線 | 全線 |
| おおさか東線 | 全線 |
| 関西本線 | JR難波〜木津 |
| 阪和線・関西空港線 | 全線 |
| 奈良線・桜井線 | 全線 |
| 和歌山線 | 王寺〜高田 |
| 山陰本線 | 京都〜亀岡 |
| 福知山線 | 尼崎〜宝塚 |
区間はJR西日本が2026年2月に公表した2026年度版の内容です。範囲の外へ乗り越すときは、外側の区間の運賃を別に払います。
端の駅は、北が長浜・亀岡・宝塚、西が姫路、南が和歌山・関西空港、東が奈良・木津。京都から嵯峨嵐山、大阪から関西空港やユニバーサルシティ、天王寺から和歌山までが入ります。
琵琶湖の西側を走る湖西線は対象外です。福知山線は宝塚から先、山陰本線は亀岡から先に乗ると精算になります。
🚃新快速・特急・新幹線は乗れる?
追加料金なしで乗れるのは、普通・快速・新快速の普通車自由席です。
新快速なら大阪から姫路まで1時間ほど、京都まで30分ほどで着きます。2日間で長い距離を動くなら、新快速が主役。
特急「はるか」で関西空港へ、「くろしお」で和歌山へ急ぐ使い方もできます。特急券は範囲内の区間の分を、チケットレスで別に買う形です。
🧮大阪発で元が取れる行程
片道の運賃を足して4,000円を超えれば得です。往復1本では届かず、2日目の行き先がカギになります。
| 大阪から | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 京都 | 580円 | 1,160円 |
| 三ノ宮 | 420円 | 840円 |
| 奈良 | 840円 | 1,680円 |
| 草津 | 1,120円 | 2,240円 |
| 関西空港 | 1,180円 | 2,360円 |
| 和歌山 | 1,300円 | 2,600円 |
| 姫路 | 1,460円 | 2,920円 |
大人・ICカードと紙のきっぷ共通の運賃。2025年4月1日の近畿エリアの運賃見直し後の額です。
- 例1|姫路と京都(4,080円分)1日目は大阪〜姫路を往復(2,920円)。2日目に大阪〜京都を往復(1,160円)。途中の三ノ宮や明石で降りれば、その分だけ得が増える
- 例2|和歌山と奈良(4,280円分)1日目は阪和線で和歌山を往復(2,600円)。2日目は大和路快速で奈良を往復(1,680円)。差は280円
- 例3|関空に着いて2日間(4,680円分)関西空港から大阪へ(1,180円)、翌日に大阪〜姫路を往復(2,920円)、さらに京都へ片道(580円)など。訪日客の案内にも使える組み方
大阪〜京都・三ノ宮の往復だけなら、2日で合わせても2,000円台です。片道1,000円を超える区間を1日1往復入れると、パスの値段に届きます。途中下車が多いほど、差は広がる。
🎫1日だけならWESTERポイントの1dayパス
tabiwa by WESTERでポイント払い専用の「関西エリアQR1dayパス」が出ています。
| QR2dayパス | QR1dayパス | |
|---|---|---|
| 値段 | 4,000円 | 2,000ポイント |
| こども | 2,000円 | 1,000ポイント |
| 日数 | 連続2日 | 1日 |
| 買う場所 | KANSAI MaaS | tabiwa by WESTER |
| 支払い | クレジットカード | ポイントだけ |
QR1dayパスの発売は2026年3月1日〜2027年3月31日で、利用日の1か月前の10時から当日まで買えます。
1dayパスの範囲も、長浜・姫路・亀岡・木津・和歌山・関西空港を端とする関西のJR線です。WESTERポイントがたまっている人なら、現金を出さずに大阪〜姫路の往復(2,920円分)をまかなえます。
もっと遠くへ|WESTERポイント関西・北陸フリーパス 6,000ポイント
- 連続3日間、関西と北陸のJR線が乗り放題。北陸新幹線(敦賀〜糸魚川)と特急サンダーバード・しらさぎにも乗れる
- 利用は2026年10月13日〜12月24日、発売は12月22日まで
- e5489限定で、紙のきっぷを駅で受け取ってから使う
📱KANSAI MaaSでの買い方と注意点
アプリかWebで会員登録し、クレジットカードで払います。駅では買えません。
- KANSAI MaaSに会員登録アプリでもWebでも同じ。支払いはクレジットカードのみ
- 利用日を選んで購入利用日の1か月前の10時から発売。人数分をまとめて買える
- 同行者にチケットを分ける代表者が送ったURLから、相手が「チケットを受け取る」を選ぶ
- 改札でQRコードをかざす「チケットを使う」を押すと利用開始。QR対応の自動改札機を通る
買う前に知っておきたいこと
- 払い戻しは使い始める前だけ。手数料220円を引いた額が戻る
- 「チケットを使う」を押したあとは、運休や天候不良でも払い戻しはない
- 分けたチケットがすべて手元にそろわないと、払い戻しも変更もできない
- スマホの電池が切れると改札を通れない。モバイルバッテリーがあると安心
❓QR2dayパス よくある質問
JR西日本QR2dayパスは新快速に乗れる?
特急はるか・くろしおには乗れる?
新幹線には乗れる?
駅の窓口や券売機で買える?
湖西線や宝塚より先は使える?
1日しか使わない場合はどうする?
払い戻しはできる?
🔗関連するきっぷ
- tabiwa by WESTER 周遊パス一覧(JRおでかけネット、関西エリアQR1dayパスの価格・発売期間)
- 鉄道チャンネル「JR西日本QR2dayパス 2026年度も継続発売」(価格・発売期間・払い戻し)
- トラベル Watch(2026年2月25日、自由周遊区間・乗れる列車)
- tabiris「JR西日本QR2dayパス 26年版の概要」(2026年2月28日)
- 運賃:tabiris「JR西日本 運賃改定」、駅探の運賃検索(2026年10月24日時点)
- tabiris「WESTERポイント関西・北陸フリーパス」(2026年9月18日)
※2026年10月24日時点の情報です。乗り放題の範囲と乗れる列車は、JR西日本の公表内容を伝えた報道(トラベル Watch・tabiris)をもとにしています。運賃は経路検索サイトと報道で確かめた額で、JR西日本の窓口で同じ額になります。