交通系お得きっぷフェリー・船まとめ
フェリー料金・割引まとめ2026|全国の航路と車の航送料金
公開日:2026年6月27日/更新日:2026年8月22日
島へ、対岸へ。フェリーの料金を一覧で
片道200円の宮島から、2等和室12,300円で約40時間の太平洋フェリーまで。全国の航路の運賃・車の航送料金・割引を一覧にまとめました。車で渡るときの料金は6航路を横並びで比較できます。
このまとめでわかること
- 全国14航路の運賃と割引(客室別・確認日つき)
- 車で渡るときの航送料金を6航路で横並び比較
- フェリー運賃に共通する仕組みと注意点
- 目的別の選び方と、それぞれの詳しい解説記事への入口
1全国のフェリー料金・割引一覧
離島の周遊から対岸への短い航路、長距離の夜行フェリーまで。航路のタイプに合わせて選びましょう。金額はいずれも確認時点のものです。
宮島フェリー(宮島口〜宮島)
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船は旅客運賃が同額。8名以上なら団体運賃160円、車・バイク・自転車の航送料金、訪問税が免除される条件まで解説します。
香川・直島
直島フェリー(高松・宇野〜直島)
瀬戸内のアートの島・直島へ。本州から来るなら宇野経由が370円・最短20分でお得。高松からは680円・約50分。車の航送、豊島・犬島めぐりも解説します。
島根・鳥取〜隠岐
隠岐汽船(本土〜隠岐諸島)
島根(七類)・鳥取(境港)から隠岐諸島へ。車を積めるフェリーと約1時間の高速船の違い、宿泊+体験で復路が無料になる「おき得乗船券」、約23%お得な自動車航送切符を解説。
天草宝島ライン(三角〜松島)
三角港〜松島を結ぶシークルーズの高速船。JR観光特急「A列車で行こう」と接続し、天草五橋・天草松島を海から望めます。往復割引・運航日(A列車運行日)の注意・乗り継ぎ方を解説します。
沖縄・八重山
八重山アイランドホッピングパス
石垣島を起点に、竹富島・西表島など八重山の離島を結ぶ高速船が乗り放題。離島めぐりをまとめてお得にする周遊パス。
津軽海峡フェリー(青森〜函館・室蘭・大間)
本州と北海道を最短ルートで結ぶ3航路。事前予約の「海割」は最大約72%OFF、インターネット予約なら10%引き、往復購入で復路1割引。A・B・C期間で軽自動車は5,870円の差が出ます。北海道と東北の高速乗り放題プランとも組み合わせられます。
中部〜東北〜北海道
太平洋フェリー(名古屋〜仙台〜苫小牧)
約1,330kmを3船で結ぶ豪華長距離フェリー。ロイヤルスイートは64,300円で食事券が全食分つきます。個室を少人数で取ると貸切料がかかる点、車の運転者1名は運賃込みという条件も解説。
日本海側〜北海道
新日本海フェリー(舞鶴・敦賀・新潟・秋田〜北海道)
舞鶴・敦賀・新潟・秋田から小樽・苫小牧東港へ。日本海を渡る長距離航路で、関西・北陸から北海道へ車ごと渡れます。運賃のしくみと割引を解説。
関西〜九州
さんふらわあ(関西〜九州)
大阪・神戸から別府・大分・志布志へ夕方発・翌朝着の夜行フェリー。10月からは15,390円へ1,550円の値上げ。弾丸フェリーなら復路50%引きで往復20,760円。個室は+3,000円から。
関西〜九州
阪九フェリー(神戸・大阪〜北九州)
神戸・泉大津(大阪)から新門司へ夕方発・翌朝着。インターネット予約割引20%は乗用車・バイクも対象ですが、C・D期間は対象外で小人も使えません。日別の料金カレンダーの見方も解説。
関西〜九州
名門大洋フェリー(大阪〜新門司)
大阪南港から新門司へ毎日2便・夜行。WEB割引はA期間の1便で25%、繁忙期のC期間でも5%が残ります。大阪南港はフェリーターミナル駅直結で徒歩乗船もしやすい航路です。
2フェリーに車を載せるときの航送料金を比較(6航路)
車で渡る場合の自動車航送料金を、航路をまたいで横並びにしました。短い航路と長距離航路で桁が違うことがわかります。
| 航路 | 車の航送料金(片道) | 運転者の扱い |
|---|---|---|
| 宮島フェリー 宮島口〜宮島 | 3m未満 800円 5〜6m未満 2,250円 | 運転者1名の運賃を含む |
| 佐渡汽船 新潟〜両津 | 3m未満 13,810円 | 2等運賃を含む |
| 津軽海峡フェリー 函館〜青森・A期間 | 軽自動車 17,900円 6m未満 21,260円 | スタンダード運賃を含む |
| 阪九フェリー 新門司〜神戸・期間A | 3m未満 17,600円 6m未満 30,800円 | スタンダード和室運賃が無料 |
| さんふらわあ 大阪⇔別府・A期間 | 4m未満 33,340円 5-6m未満 35,840円 | 運転手1名のプライベートベッド運賃を含む |
| 太平洋フェリー 苫小牧〜名古屋・A期間 | 6m未満 39,300円 | 運転者1名は2等またはC寝台を利用可 |
運転者が上の等級の部屋を使う場合は差額が必要で、同乗者は別途、旅客運賃がかかります。
津軽海峡フェリーはこの差額を「ドライバー差額」と呼び、A期間ならビューシートに540円で上げられます。
なお自転車・バイクは扱いが逆で、多くの航路で車両運賃に人の運賃が含まれません。宮島フェリーで自転車と渡るなら自転車100円+旅客運賃200円+訪問税100円で片道400円、津軽海峡フェリーのA期間なら自転車1,250円+スタンダード3,160円で合計4,410円になります。
太平洋フェリーはB〜D期間に不足人数分の大人基本運賃の半額が必要で、定員の半数未満の予約はそもそもできません。阪九フェリーもスタンダード和室以外の船室で同様の規定があります。
ただし津軽海峡フェリーには例外があり、函館〜青森航路に限りコンフォートを2名以上(幼児を除く)で使う場合は貸切料が発生しません(C期間を除く)。
「4人部屋を2人で使う」といったケースで料金が跳ねるため、少人数で個室を検討している場合は事前に確認してください。
3フェリー運賃の仕組みと注意点
フェリーの運賃には、鉄道やバスとは違う独自の仕組みがあります。知っておくと、見積もりや比較がしやすくなります。
- 期間で変わる:多くの航路で、繁忙期・閑散期(A〜D期間など)によって運賃が変動します。阪九フェリーは日別の料金カレンダーを公開しており、同じ月でも和室で3,960円の差が出ます。津軽海峡フェリーは軽自動車でA期間とC期間に5,870円の差があります。
- 改定のサイクルが航路ごとに違う:東海汽船と阪九フェリーは毎月、佐渡汽船とさんふらわあは3か月ごと、津軽海峡フェリーは年度単位で運賃表が切り替わります。古い情報を見ていないか、確認日をチェックしてください。
- 客室の等級で変わる:2等(相部屋)から個室・スイートまで等級があり、選ぶ部屋で運賃が変わります。個室は意外と安いこともあり、さんふらわあは+3,000円、阪九は+2,640円で個室に移れます。
- 燃料調整金の扱いは航路で違う:さんふらわあのように旅客運賃に含まれて全員に効く航路もあれば、津軽海峡フェリーのように6m以上の車輌だけが対象の航路もあります。「必ずかかる」とは限りません。
- 割引は期間限定が多い:繁忙期は割引が使えない航路がほとんど。阪九フェリーはC・D期間に全割引が0%、名門大洋フェリーはC期間でもWEB割引5%だけが残ります。
- 割引は1種類のみ:ほとんどの航路で重複適用ができません。条件が複数当てはまる場合は有利なほうを選びます。
4目的別のフェリーの選び方
船旅の目的によって、向いている航路・きっぷが変わります。目的別の早見表です。
| こんな船旅なら | 向いているきっぷ・航路 |
|---|---|
| 東京から伊豆の島へ | 東海汽船 |
| 島へ車で渡る(佐渡) | 佐渡汽船 |
| 琵琶湖のパワースポット島へ | 竹生島クルーズ |
| 対岸へ気軽に渡る(宮島) | 宮島フェリー |
| 瀬戸内のアートの島へ | 直島フェリー |
| 隠岐の島へ車で渡る | 隠岐汽船 |
| A列車で行こうと天草へ | 天草宝島ライン |
| 離島をいくつも巡る | 八重山アイランドホッピングパス |
| 本州から北海道へ車で渡る(最短) | 津軽海峡フェリー |
| 関西・北陸から北海道へ | 新日本海フェリー |
| 中部・東北から北海道へ長距離航海 | 太平洋フェリー |
| 夜行で九州へ移動 | さんふらわあ/阪九フェリー/名門大洋フェリー |
5ほかのジャンルのお得なきっぷ
船以外の移動でも、お得な選択肢はいろいろあります。目的に合わせて、ほかのジャンルもチェックしてみてください。
6フェリー料金のよくある質問
フェリーの運賃はなぜ時期で変わるのですか?
たとえばさんふらわあは2026年10月から燃料油価格調整金が旅客2,480円→4,030円に改定され、旅客基準運賃が1,550円上がります。一方津軽海峡フェリーは6m以上の車輌のみが調整金の対象で、扱いは航路ごとに異なります。
車を載せるといくらかかりますか?
どの航路も車両運賃に運転者1名分の旅客運賃が含まれますが、含まれる客室の等級は航路により異なります。同乗者は別途、旅客運賃が必要です。
自転車やバイクも同じ扱いですか?
宮島フェリーで自転車と渡る場合は自転車100円+旅客運賃200円+宮島訪問税100円で片道400円、津軽海峡フェリーのA期間なら自転車1,250円+スタンダード3,160円で合計4,410円になります。
いちばん割引率が大きいのはどれですか?
次いで名門大洋フェリーのWEB割引がA期間の1便で25%、阪九フェリーのインターネット予約割引20%、さんふらわあの弾丸フェリー(復路50%引き)と続きます。
お得に乗る方法はありますか?
ただし繁忙期は割引が使えない航路がほとんどで、割引の重複適用もできないのが一般的です。
個室は高いですか?
ただし太平洋フェリー・阪九フェリー・津軽海峡フェリーには、定員に満たない人数で個室を使う場合の貸切料があります。津軽海峡フェリーは函館〜青森航路のコンフォートを2名以上で使う場合のみ例外的に貸切料がかかりません(C期間を除く)。
予約は必要ですか?
まとめ
フェリーの料金は航路によって大きく違います。宮島フェリーは片道200円、直島は370円と気軽に渡れる一方、太平洋フェリーは2等和室12,300円で約40時間の長距離航海になります。
車で渡る場合は、宮島の800円から太平洋フェリーの39,300円まで幅がありますが、どの航路も運転者1名分の運賃が含まれるのが共通です。本州〜北海道の最短ルートである津軽海峡フェリーは、軽自動車17,900円(A期間)でその中間にあたります。
運賃は期間・等級・燃料調整金で変わり、改定のサイクルも東海汽船と阪九フェリーは毎月、佐渡汽船とさんふらわあは3か月ごと、津軽海峡フェリーは年度単位と航路ごとに違います。古い情報を見ていないか、確認日をチェックしてください。割引は繁忙期に使えないことが多いので、そこも織り込んで計画を立てましょう。
※本記事は2026年8月22日時点の情報をもとに作成したまとめページです。掲載している金額は各社公式サイトで確認したもので、確認時点は航路により異なります(宮島フェリー・佐渡汽船・東海汽船・津軽海峡フェリー・太平洋フェリー・さんふらわあ・阪九フェリー・名門大洋フェリーは2026年8月22日、直島は2026年6月29日)。フェリー運賃は期間・客室等級・燃料油価格調整金などにより変動し、改定のサイクルも航路ごとに異なります。東海汽船と阪九フェリーは毎月、佐渡汽船とさんふらわあは3か月ごと、津軽海峡フェリーは年度単位で運賃表が切り替わります。特にさんふらわあは2026年10月から旅客基準運賃が1,550円、乗用車4m未満が3,650円値上げされます。津軽海峡フェリーの金額は函館〜青森航路のもので、室蘭〜青森航路および函館〜大間航路では異なります。自動車航送運賃には運転者1名分の旅客運賃が含まれますが、含まれる客室等級は航路により異なり、同乗者は別途旅客運賃が必要です。自転車・バイクの運賃には人の運賃が含まれない航路が多くあります。太平洋フェリー・阪九フェリー・津軽海峡フェリーには定員に満たない人数で個室を利用する場合の貸切料の規定がありますが、津軽海峡フェリーは函館〜青森航路のコンフォートを2名以上(幼児を除く)で利用する場合に限り貸切料が発生しません(C期間を除く)。燃料油価格調整金の扱いは航路により異なり、津軽海峡フェリーでは6m以上の車輌のみが対象です。割引の内容・割引率・適用期間・併用可否は変更される場合があり、繁忙期は適用外となる航路が多くあります。最新かつ正確な情報は、各航路の個別記事および各船会社の公式サイトでご確認ください。


